第13回 おっさんコーチによる理不尽なサッカー指導。その2。

その日は
雨上がりだった。

グラウンド状況は
最悪で
所々に水溜りができていた。

僕たち
「うわぁー最悪や
 また汚れたー(;・∀・)」

そんな中
部活に励む。

しばらくして
おっさんコーチが言う。

おっさんコーチ
「お前らなんで
 そんなユニフォームが
 綺麗なままやねん!!!!

 ふざけんなっ!!!!」

僕たち
「????????」

おっさんコーチ
「プロも高校生も
 もっとユニフォームを
 汚しながら
 一生懸命に
 ボール追いかけてんねん!

 お前ら綺麗すぎや!

 今すぐ
 ゴール前に
 赤コーンおけ!!!」

これ以上怒らしたら
ややこしいので
部員の一人がすかさず
ゴール前に赤コーンを
置きに行った…

ここで
運悪く再び
雨が降り出してきた。

時代遅れの
おっさんコーチの
てっぺん禿げ
パンチパーマも

雨により
サラサラの
ストレートヘアーに
戻りつつあるぐらいの
雨量だった。。。

おっさんコーチ
「ボール持ってこいっっ!!」

すぐさま
おっさんコーチの元に
運びこまれる
大量のサッカーボール。

おっさんコーチ
「今からワシがこのボールを
 ゴール前に蹴りこむ!!

 それを、お前らは
 ダイビングしながら
 ヘディングしろ!!!!」

僕ら
「!?!?!?!?!?」

※おっさんコーチの
 蹴りこむボールは
 そんなに上手ではないので
 ほんとに低空のボールだ。

あーだこーだ
言っている暇もなく
次々に
蹴りこまれる

下手くそ
低空ボール…

僕らは
そのボールめがけて
次々に
大雨のなか
ダイビングしていく…

当然ユニフォームは
すぐさま
ドロドロになる。

誰一人
キーパーから
ゴールを奪うことができない。

何故なら…
ボールが低空すぎて

本来なら足で合わせて
ゴールを狙うくらいの高さ
だからだ…

あきれながら
おっさんコーチが言う。

おっさんコーチ
「お前らゴール
 取る気あるんかー??笑」

僕ら
「ダイビングヘッドは
 この高さというか
 ゴロでは無理やろ…苦笑」

そのうちに
僕の順番が回ってきた。

おっさんコーチから
ゴール前に蹴りこまれる
超低空ゴロボール。。。

僕は頭では無理だと思い
思い切って
足で合わせて
ゴールに蹴りこんだ。

蹴りこまれたボールは
キーパーの取れない
ゾーンに吸い込まれ
ゴールが決まった。

一瞬静まる
グラウンド内…

僕ら
「………………。」

おっさんコーチ
「ナイッ!!!シューーー!!!!」

僕ら
「????????????」

もう理不尽すぎて…

口ポカン状態だった僕たち。

気が付けば
ユニフォームは土でドロドロ。

おっさんコーチ
「しゅうごう!!!!!」

すぐさま
コーチの元に
駆け寄る僕たち。

おっさんコーチ
「それでええんや!お前ら。
 もっとダイブしろ!

 ユニフォームは汚すもんや。
 昔からそう決まってる。」

 もうすぐ試合やから
 今からは
 試合を行う。

 すぐスタメンとサブで
 2チームに分かれて
 用意しろ。

 ワシは
 サブ組の真ん中に入る。」

僕たち
「はいっっっ!!!!!」

試合が始まる。
雨の中の試合だ。

年齢のせいか
おっさんコーチは
途中足の
踏ん張りがきかず

水溜りに
ズッコケていた。

おっさんコーチ
「汚れてもうた
 やないかー!!!!!!怒」


(いやいや…
 今までお前だけ
 めっちゃユニフォーム
 綺麗やったやん。)

その後も
試合なので
おっさんコーチが
穴となり

ドンドン削られていく…

おっさんのユニフォームは
次第にドロドロに…

しかしながら
サッカー少年の心を
取り戻した
おっさんコーチは
上機嫌でプレイしていた。

おっさんコーチ
「今のはファウルやろー♪」

おっさんコーチ
「ナイスボール♪♪」

おっさんコーチ
「ワシもう歳なんやから
 あのボールはキツイで~笑」

そして
試合形式の練習が終わった。

おっさんコーチ
「しゅうごう♪♪♪♪♪♪」

駆け寄る僕たち。

おっさんコーチ
「お前らのせいで
 ワシのユニフォームは
 ドロドロや笑

 嫁に怒られるやないか~笑」

僕たち
(は。だまれ。

 俺らもっとオカンに
 怒られるわ。)

また次回。

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20代後半のアラサー
小太りで一般的な身長。
口が悪く、猫背。
B型。効率主義。犬好き。
年齢後輩、職場先輩。
etc…