よしこ 御年83歳の成長記録

2019年10月25日

昔から
ばあちゃんの家では
リンスインシャンプーを
愛用しているようだった。

だから
僕やお姉ちゃんが
まだ小さかったころ

ばあちゃんちに遊びに行くと

決まって
リンスインシャンプーで
髪を洗うことになる。

ばあちゃんが
リンスインシャンプーを
買ってくる理由は
分かりやすくて

まず第一に
安いからだ。

そして第二に
安いからだ。

第三には安いが来る。

第四くらいには
一石二鳥だ。

低価格で時短。

お得。

こんな売り文句に
うちのばあちゃんは
昔から弱い。

でも
僕らは
オカンが買ってくる

シャンプー・コンディショナー・トリートメント
ボディソープに

慣れていたもんだから

ばあちゃんの家に行くのは
いいんだけれど

風呂に入るのが嫌だった。

なぜなら
僕らが頻繁に
ばあちゃん家に行っていた頃だから
多分約20年くらい前だ。

そのころの
リンスインシャンプーといえば

Where is 指通り?

な感じで

髪を洗うとお得で一石二鳥どころか

洗う前よりキッシキシ。

濡れてても乾いても
キッシキシ。

おまけに
ボディソープなんてこじゃれた
横文字の製品なんて
ばあちゃんちには存在しない。

石鹸だ。

髪も身体も
キッシキシ。

僕とお姉ちゃんは
小学生ながら
ばあちゃんに懇願した。

必死で懇願した。

頼むから、リンスインシャンプーと
石鹸はやめてくれと

お得かもしれないけれど

ホントやめてくれって。

そしたら
ばあちゃんは決まって
「わかったよ~
 次は違うの買っとくな~」って

言いつつ

次行った時も

また次行った時も

リンスインシャンプーと
石鹸だった。

これが
僕とお姉ちゃんの
幼き頃の
ばあちゃんちでの思い出の1つ。

つい先日

無我夢中で走った日 の記事でも

書いた通り

じいちゃんが亡くなった。

色々あって
その日、僕は
ばあちゃんちに泊まることになった。

なので
夜になって
風呂に入ることになる。

その時までは

すっかり
リンスインシャンプーのことなんて
忘れていた。

僕は
じいちゃんとも入ったな~
なんて
風呂場を懐かしく思いつつ

ばあちゃんが
先に入った後だったので
もう誰も僕の後に
入る人はいないから

身体を洗う前に先に
フライングして
湯船につかった。

そこでは
やっぱりじいちゃんとの
懐かしい思い出を
振り返っていた。

そして、時は来た。

ウォッシングタイム。

ん!?!?!?!?

20年前からずっと
リンスインシャンプー愛用だと思っていた
ばあちゃんちに
オシャレなシャンプーがあった。

しかも
多分ちょっと高いヤツ。

感動して
すぐお姉ちゃんに
報告したくなった。

よしこ 御年83歳 成長を感じた瞬間だった。

ちなみに余談だけれど
僕は頭から先に洗うタイプ

そして僕は
あっさり
そのちょっと高そうな
シャンプーボトルを
プッシュして

頭を洗った。

指通りも問題ない。

この辺りで
そういえばな感じで
過去のリンスインシャンプーと石鹸時代を
思い出した。

だから
自然と仕方なく僕は
石鹸を探した。

けど
シャンプーの隣にはなかった。

ただ
コンディショナーの文字が記載された
ボトルがあった。

お!!!!!!!!!!

よしこ 御年83歳 成長を感じた瞬間だった。

20年の時を経て
なんと
ばあちゃんちには
コンディショナーまでもがあった。

そんなこんなで
再び石鹸を探そうと
周りを見渡すと

カッピカピの
石鹸を発見した。

ただソイツは
ミイラ化していて
いつの物かわからないくらい
カッピカピだった。

・・・・・。

!?!?!?!?!?!?


(ばあちゃんのほうが
 先に風呂に入ったよな…

 ということは
 石鹸がカッピカピな今。
 
 どこかにボディーソープが
 あるはずや!!!)

再び
よしこ 御年83歳の 成長を感じた瞬間だった。

僕は
周りを見渡した。

そして
なんと!!!

ちょっと高そうな
シャンプーとコンディショナーの後ろに

もう一つ
ボトルがあるではないか。

僕は
嬉しくなって
さっそく
持ち上げた!!!!

するとそこにあったものは…

        

       

郷に入れば郷に従えである。

僕は
後ろから出現した
シャンプーで身体をきれいに洗った。

良くも悪くも全身
トゥルットゥルッであった。

髪と身体でシャンプーを使い分けた。

よしこ 御年83歳 本日も
お身体トゥルットゥルッである。

また次回。